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TOP > 競輪 > [ 2008年9月20日号 ] 9月AS不出場の鬱憤をここで晴らした! 飯嶋則之執念の差しでビッグV2

競輪記事

9月AS不出場の鬱憤をここで晴らした!
飯嶋則之執念の差しでビッグV2

- 福井競輪ふるさとダービー福井G2決勝 -

 飯嶋則之(栃木・81期・29歳)が執念の番手差しでビッグV2を飾った―。

 ふるさとダービー福井(G2)の決勝は8月26日、福井県の福井競輪場最終第11Rで争われた。地元近畿の稲垣裕之、関東期待の平原康多の対決が軸となった一戦は、稲垣―浜口高彰、武井大介―丸山啓一、岡部芳幸―坂本英一、平原―飯嶋―山口貴弘の並びから、赤板で平原が上昇すると、岡部も合わせて上昇し、打鐘で稲垣を抑えたところを、平原が2センターから山おろしで一気にカマして主導権。一旦後方に下げた稲垣がすかさず巻き返し、飯嶋のブロックを交わし最終バックでは平原との激しい叩き合いとなる。対して一度は平原から離れた飯嶋が気迫の猛追劇を見せ、4角で稲垣をどかし、直線では中割り強襲の山口を内に締め込み、ゴール前平原を差し切った。2着平原、3着坂本。

 「途中は慣れてしまって平原君には申し訳ない。9月(オールスター含め)はあっせん停止なので、その分ここに集中できたと思います」と飯嶋。賞金ランクも10位に浮上し、2年連続のグランプリ出場の夢を10月からの猛スパートに賭ける。

(写真上) BIGレースV2で暮れのグランプリ出場を目指す飯嶋則之選手 
(写真下) ゴール前、7番車平原を差した3番車飯嶋が1着。
3着に8番車坂本が突っ込み、2番車岡部は捲り不発の7着

[ 2008年9月20日号 ]


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