在校bPの上原龍(23歳・長野)が第95代卒記チャンプ―。日本競輪学校の第95回生徒卒業記念レースの決勝は10月15日、静岡県伊豆市の同校南400mピストにて、同日の準決勝を勝ち上がった9生徒で争われ、1着回数40回(卒記含む)などダントツの在校成績を誇る上原龍が最終バック3番手から貫禄さえ漂わす捲りで前団を交わして快勝。長野県から初の卒業記念覇者に輝いた。2着緑川修平(福島)、3着久保将史(神奈川)、プロ野球からの転身で注目を集めた元福岡SBホークスの北野良栄は9着。優勝の上原はスピードスケート出身で03年の国体1000m優勝の実績。「武田豊樹さん、牛山貴広さん、今井裕介さんは意識しています。GP・G1に乗れる選手になりたい」と希望に目を輝かせた。なお、95回生74名は11月1日に選手登録し、来年1月にデビューする。 |
(写真) スピードスケートで国体優勝 長野から初の卒記チャンプ誕生だ
左から2着・緑川修平、優勝・上原龍、3着・久保将史
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