西川親幸(熊本・57期・43歳)が15年ぶりの記念V―。愛知県・豊橋競輪場のG3開場59周年記念「ちぎり賞争奪戦」決勝は、2月3日の最終第11Rで争われた。レースは大西祐―前田拓也が打鐘から先行態勢。中団の栗田雅也―中井達郎―中村浩士に内から長塚智広、外から富永益生が追い上げて中団がもつれる所を最終2角から発進の石丸寛之―西川が捲り切って迎えた直線、西川が外を一気に伸びて快勝した。93年11月の熊本以来となる15年ぶりの記念優勝を果たした西川は「石丸君に全て任せていた。踏み出しにも楽についていくことができ、直線も(踏み直しを警戒して)早めに踏み込んだら、思ったより自転車が出てくれた」と喜びを語った。 |
(写真) 石丸寛之との連携で優勝を勝ち取ったベテラン・西川親幸
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