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TOP > 競輪 > [ 2009年3月20日 ] 西王座加藤慎平が4年ぶりビッグV 東王座海老根恵太がシリーズ制初のG2制覇!

競輪記事

西王座加藤慎平が4年ぶりビッグV
東王座海老根恵太がシリーズ制初のG2制覇!

-高松G2第8回東西王座戦 -

 東西とも主導権を握った中部・南関ラインが大活躍した。東は海老根恵太(千葉・86期・31歳)がシリーズ制では初のG2V、西は加藤慎平(岐阜・81期・30歳)が4年ぶりのビック戴冠! G2第8回東西王座戦の決勝は2月15日、香川県・高松競輪場にて争われた。第10Rの東王座決勝は、南関4車結束を利し、打鐘から海老根が武井大介―渡辺晴智―村本大輔を連れて積極先行、最終バックで武田豊樹―神山雄一郎が捲り強襲も、渡辺と武井が合わせ勝負は直線、逃げる海老根が中割りの神山をタイヤ差凌いで辛勝、初のビッグV(04年のヤングGPを除く)を成し遂げた。

 続く第11Rは完全V狙う井上昌己が人気も目標不在。レースは打鐘で京・中部ラインの稲垣裕之―加藤慎平―山田裕仁―山口幸二が引っ張り、イン粘る渡部哲男―三宅伸―岩津裕介は加藤が牽制、井上―小野俊之は後方から。迎えた最終3角、各選手もがき合いも決定打なく、逃げ粘る稲垣を直線で差し切った加藤がV、05年の平塚GP以来4年ぶりのビッグ制覇となった。海老根は「武田さんは強いのでとにかく自分のレースをしようと思った。武井君のおかげ。夢みたいです」と言えば、加藤は「今の状態は不調だったGP後とはぜんぜん違う。稲垣君の後ろで自分らしいレースが見せられた」と笑顔。

(写真上) 「今は思うように車が出て楽しい」と笑顔の加藤
(写真下) 「G1を目指し、そしてGPへ」と意欲を語った海老根

[ 2009年3月20日 ]


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