鮮やかなカマシで、小嶋敬二(石川・74期・39歳)が通算28度目の記念V―。愛媛県・松山競輪場のG37開設59周年記念「金亀杯争覇戦」決勝は、3月17日の最終第11Rで行われた。レースは打鐘過ぎに上昇した浜田浩司を佐藤友和が突っ張って隊列が短くなった所を、最終ホームから小嶋が井上昌己を連れて一気にカマシて2車で後続を引き離し、そのまま押し切って快勝した。昨年8月の高松以来となる通算28度目の記念優勝を飾った小嶋は、「3・85のギアで4日間走り通せたのが大きな収穫。(井上)昌己に抜かれなかったのも良かった」と確かな手応えを掴んで余裕の表情を見せた。 |
|