「ボス」こと後閑信一(東京・65期・39歳)が地元記念で復活のVを果たした! 東京・京王閣競輪場のGV開設60周年記念「ゴールドカップレース」の決勝戦は、6月9日の最終第11レースで争われた。レースは赤板前から上昇した永井清史を追った平原康多が打鐘で叩いて主導権。後方に置かれた山崎芳仁の仕掛けに合わせて永井が巻き返すも、最終バックで後閑の横併走までで一杯となり失速。4角手前で膨れた平原の番手から抜け出した後閑が、2角発進で大外捲り追い込む海老根恵太と、最内を鋭く突いた渡辺晴智の追撃を抑えて快勝した。07年10月の当初以来となる2年ぶりの記念優勝を飾った後閑は「平原が全開で行ってくれたおかげ。(競輪祭で)怪我をした時は挫けそうになったが、諦めずに頑張ってきたのが良かった。年末はここで(GPを)走りたい」と新たな目標に闘志を燃やしていた。 |
(写真上) 競輪祭以来の重症を克服し、気合で勝った後閑信一選手
(写真下) 地元勢の手で宙を舞う後閑
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