4・17ギアが炸裂! 山崎芳仁が6度目のG1を制覇 |
4・17の特大ギアの強烈2角捲りで山崎芳仁(福島・88期・30歳)が今年2度目のG1を制覇した―。平成21年のG1第6弾「第25回全日本選抜競輪」決勝は8月4日、岐阜県・大垣競輪場の最終第11Rで争われた。山崎―伏見俊昭の福島コンビに人気が集まった注目の一戦は、石丸寛之―加倉正義、市田佳寿浩―村上博幸、山崎―伏見、海老根恵太、平原康多―兵藤一也の順で周回。青板バックから抑えあう激しい展開となるが、最終的に打鐘で平原が石丸を叩いて主導権。山崎は5番手で石丸の外併走と苦しい位置となるが、2角手前から捲り発進すると一気に前団に迫り、4角で平原の牽制をこらえると、直線で内を突いた市田との伸び比べを制し、今年1月の競輪祭以来となる通算6回目のG1優勝を飾った。山崎は「8番手だけは避けたかったので、早めに仕掛けた。後ろの伏見さんに抜かれると思ったので、本当に嬉しい」と語った。 |
(写真上) 写真左から3着の村上博幸、優勝した山崎芳仁、2着の市田佳寿浩
(写真下) 戦いすんで優勝を決めた山崎を僚友・伏見俊昭(右)が祝福した
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