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TOP > 競輪 > [ 2009年12月5日 ] 矢口啓一郎が地元記念を初優勝

競輪記事

矢口啓一郎が地元記念を初優勝

- 前橋開設59周年記念G3「三山王争奪戦」決勝 -

 準決勝落車骨折の痛みに耐え、矢口啓一郎(群馬・86期・29歳)が地元記念を初制覇した―。群馬県・前橋競輪場の開設59周年記念G3「三山王冠争奪戦」決勝は、11月10日の最終第11Rで争われた。注目の一戦は、赤板前から竹山陵太のラインが上昇し、前受けの小嶋敬二ラインを抑えると、竹山ラインを追走した木暮安由が矢口―小林大介を連れて打鐘手前から一気に叩いて主導権。引いた小嶋が間髪入れず捲るも不発。最終2角から佐藤が捲るとこれに矢口が合わせて番手捲りを敢行。小林の追撃を堪え押し切った。今年1月の大宮以来となる記念優勝を飾った矢口は「前の木暮君と後ろの小林さんのおかげ。痛みはあったが、気持ちで何とか頑張れた。勝てて本当に嬉しい」と涙ながらに喜びを語った。

(写真) 前日の落車骨折の痛みに耐えて優勝!涙の矢口啓一郎選手

[ 2009年12月5日 ]


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