「中部の帝王」山田裕仁(岐阜・61期・41歳)が貫禄の番手差し決めた―。惜しくもグランプリ出場を逃したSS級9名によって争われるG1「SSカップみのり09」は12月29日の東京・京王閣競輪最終第11Rで争われた。レースは村上義弘―村上博幸―市田佳寿浩―小嶋敬二―山田―山口幸二―浅井康太―成田和也―渡辺晴智の順で周回。打鐘先頭の浅井を小嶋が叩いて一気に先行。最終ホームから仕掛けた村上義、2角発進の浅井は不発。4角を回り粘る小嶋を直線半ばで捉えた山田が、外目を鋭く伸びた山口を抑え快勝した。03年日本選手権以来となる久々のG1優勝を飾った山田は「小嶋君の後ろで正解だった。山口君に外から抜かれたら格好悪いと思ったが、何とかしのげてよかったです」と笑顔を見せた。 |
(写真) 6年ぶりのG1優勝を果たした山田裕仁選手
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