平原康多(埼玉・87期・27歳)が地元記念Vで今年の初戦を飾った―。埼玉県・大宮競輪場の東日本発祥61周年記念G3「倉茂記念杯」決勝は、1月19日の最終第11Rにて争われた。池田勇人―平原の二段駆けを狙う関東ラインと捲り冴える山崎芳仁の対決に注目が集まった一戦は、山崎―渡辺晴智―荒井崇博―小岩大介―池田―平原―小沼良―神山雄一郎―芦沢大輔の並びで周回。赤板手前から荒井が上昇し山崎にフタをすると、すかさず池田が叩いて先行態勢に入る。最終ホームから山崎が巻き返すが、2角で平原の牽制を受けて失速。3角で番手捲りを打った平原が、後位に切り替えた渡辺を千切り圧勝した。2年ぶり2度目の地元記念制覇を飾った平原は「関東ラインで結束しての勝利で、改めて大切さを認識した。今年もこの勢いで戦う」と力強く語った。 |
(写真上) 地元ファンの信頼に応え優勝した平原
(写真下) 表彰式の後、ファンの祝福を受けていた。
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