武田豊樹(茨城・88期・36歳)がバック捲りで2年ぶり2度目の当初記念Vを果たした。熊本県・熊本競輪場の開設59周年記念G3「火の国杯争奪戦」は1月12日の最終第11Rで決勝戦が争われた。レースは打鐘先頭の吉田敏洋が武田を突っ張り主導権を取ったが、3番手を確保した武田が最終バックで一気にスパートし、そのまま押し切った。万人を唸らせる圧勝で今年初戦を飾った武田は「吉田君に突っ張られたのは想定外だったが、気にせず仕掛けのタイミングだけに集中していた。とにかく結果を出せてよかったです」と堂々と語った。 |
(写真) 新春記念で優勝し、今年も活躍が期待される武田豊樹
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