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競輪記事

加藤慎平が昨年7月弥彦記念以来の貫禄差しで優勝

- 名古屋G3開場60周年 -

 加藤慎平(岐阜・81期・31歳)が、貫禄の番手差しを決めた―。愛知県・名古屋競輪場の開場60周年記念G3「金鯱賞争奪戦」は3月30日の最終第11Rにおいて決勝戦が争われた。注目の一戦は、赤板から菅田壱道が上昇。前受けの吉本卓仁が車を下げると、中団外併走を嫌った永井清史が打鐘から先行体勢に入り、菅田4番手、吉本7番手の一本棒に持ち込むと最終ホームで一気に踏み込み主導権を握る。最終バックから菅田が捲るが、これを止めた加藤が直線一気に永井を追込み快勝した。09年7月弥彦以来となる通算6度目の記念制覇で今年初Vを飾った。加藤は「頑張ってくれた永井のおかげ。今日の展開をモノにできなければ話にならないですし、しっかり優勝でき本当に嬉しい」と笑顔だった。

(写真) 今年初優勝した加藤慎平選手

[ 2010年5月5日 ]


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