市田佳寿浩(福井・76期・34歳)がデビュー16年目で悲願のG1初制覇を飾った! 群馬県・前橋競輪場で行われたG1「第19回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」の決勝戦は7月4日の最終第11Rで争われた。レースはG1初出場の新鋭・脇本雄太が村上義弘―市田を連れて先行態勢に入ると、渡辺一成、武田豊樹そして山崎芳仁の巻き返しを許さずそのままペースアップし、一本棒のまま最終ホームを通過。最終2角で村上が番手捲りすると、これを巧追した市田がゴール前で村上を捉えて快勝した。福井勢では初のG1タイトルを掴んだ市田は「今日は競輪選手として最高のレースが出来たと思う。ずっと『絶対にG1を獲る』という気持ちで走ってきただけに、実際に勝てて本当に感無量です」と嬉し涙を拭った。 |
(写真上) 2位の村上義弘(左)に祝福される市田、右は3位の武田豊樹
(写真下) 優勝牌を抱き感無量の市田佳寿浩選手
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