快速先行・脇本雄太(福井・94期・21歳)が記念競輪を初制覇した―。愛知県・豊橋競輪場の開場61周年記念G3「ちぎり賞争奪戦」決勝戦は8月1日の最終第11Rで争われた。レースは打鐘過ぎに先行態勢に入った脇本を、深谷知広が最終ホームで強引に叩き主導権。深谷マークの島野浩司が千切れて番手にはまった脇本が4角手前から一気に追い込み快勝した。親王牌優出、S級戦初Vに続き記念タイトル獲得と破竹の勢いを見せつけた脇本だが「優勝できたけれど、深谷君を突っ張りきれなかったのが悔しい。次は先行して獲りたい」と反省しきりだった。 |
(写真上) 「次は先行で獲りたい」と意気軒昂な脇本雄太選手
(写真下) 深谷知広の番手から一気差しで優勝した
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