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村上博幸（京都・86期・31歳）が山崎芳仁との激戦を制し、GP初出場初制覇を果たした。輪界最高峰レース「KEIRINグランプリ2010」は12月30日の東京・立川競輪最終第11Rにおいて争われた。前攻めの村上義弘―村上博幸―市田佳寿浩に平原康多―武田豊樹―海老根恵太、佐藤友和―山崎芳仁―伏見俊昭で周回。残り２周赤板から上昇は佐藤―山崎―伏見、後方は牽制し合い一本棒で打鐘。注目の最終ホームから佐藤が一気に仕掛けるもバックで優位に立ち、４角では番手の山崎が抜け出しにかかるも、その直後で村上義に乗った村上博が迎えた直線、伏見を抑えて猛然と山崎に襲い掛かり、ゴールで山崎を微差差し切り快勝、５月静岡SSシリーズ風光るに続くビッグタイトルを獲得した。今回がグランプリ初出場で初制覇の快挙を成し遂げた村上博は「まだ実感は湧かないが、まぐれで賞金王にはなれるものではないので素直に喜びたい」と応えた。 |
（写真上） レース後、同郷で仲の良い武豊とガッツポーズ
（写真下） 写真判定の末、７番車・村上博幸が３番車・山崎芳仁を下した。
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