五十嵐力が捲り快勝、記念レースで初優勝した。静岡競輪の「G3開設58周年記念・たちあおい賞争奪戦」は2月14日の最終日第11Rで争われ、前受けの五十嵐力(神奈川・87期・32歳)―地元の雄・渡辺晴智が南関千葉ラインの岩本俊介―海老根恵太と別線勝負に出ると、打鐘から仕掛けた岩本―海老根の三番手を内村泰三から五十嵐が奪取、最終2角で上昇の川村晃司―村上博幸を牽制し分断させ迎えた4角、一気の捲りで千葉勢を置き去り、追い込む渡辺を抑え快勝、デビュー8年で嬉しい記念初Vを達成した。五十嵐は「晴智さんの前で力を出し切ることを考えていました」と爽やかな笑顔だった。 |
(写真) 記念初Vに喜びもひとしおの五十嵐力選手〔神奈川・87期・32歳〕
|
|