- 東京・新橋の場外発売所「ラ・ピスタ新橋」前 - |
競輪界も東日本大震災の影響で3月11日以降の開催が中止となり、大混乱に陥ったが4月1日から西日本地域の競輪場を中心に順次開催を再開した。その後全国各地で日本競輪選手会を中心とする大震災支援募金が行われた。例えば3月30日には東京都・港区の場外発売所「ラ・ピスタ新橋」では小嶋敬二選手が音頭をとり、多数の競輪選手がチャリティーに参加した。小嶋選手は「競輪選手として何か少しでもお手伝いができればと思い、みんなに声をかけました。1円でも多くの義援金を集め、一刻もはやく被災地に送りたい」と語った。被災者でもある佐藤友和、伏見俊昭選手も参加した。「地元宮城の知り合いもボランティアとして被災地に足を運んでいるし、自分も何かできことからと思い参加しました」と佐藤選手。伏見選手も「被災地で苦しんでいる方々に支援のためのお力をください」と声を挙げた。武田豊樹、山口幸二、長塚智広、深谷知広、坂本亮馬、脇本雄太ら有力選手30名が協力し、238万0518円の義援金が集まった。この義援金は日本赤十字社を通じ被災者に寄付された。 |
(写真上) 小嶋敬二など有力選手が集まり
「ラ・ピスタ新橋」前でチャリティイベントを行った。
(写真下)福島で被災した伏見俊昭選手も駆け付けた。
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