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被災地にエール！宮城県出身の阿部力也が激戦を差し切り快勝、節目の第100回生チャンプに輝いた。東日本大震災被災地復興を願い「ガンバロウ東日本」を掲げ実施された、競輪「第100回生徒卒業記念レース」は3月23日・24日の2日間に亘り、静岡県・伊豆市の日本競輪学校南400㍍ピストで行われた。決勝は打鐘で仕掛けた坂本周輝、後位を櫻井正孝、木村弘、阿部力也（宮城・23歳）ら東北4車で連ね、在校成績第1位の中山敬太郎は中団後ろを追走。最終ホーム、２角まで坂本が先行も、バックで木村に叩かれて後退、木村先頭で直線も、切り替えた阿部が外強襲の久米康平を連れたゴール前で木村を差し切りV、精一杯のレースで震災復興へエールを送った。中山は４着。阿部は「北日本勢で誰かが優勝できればという気持ちは４人ともあったと思う」と感極まった。 |
（写真上） 左から２着・久米康平、優勝・阿部力也、３着・木村弘
（写真下） 同期生徒から胴上げされ笑顔で応える阿部
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