伏見俊昭が03年以来の当地記念V2、今年初の優勝を飾った。北海道の函館競輪場で行われた東日本大震災被災地支援「G3開設61周年記念・五稜郭杯争奪戦」の決勝は6月14日の最終日第11Rで行われた。赤板で前を取る市田佳寿浩―大塚健一郎―室井健一を打鐘で叩いた佐藤友和―伏見俊昭(福島・35歳・75期)―山田敦也が主導権を握ると、スピードに乗って最終バック一本棒。たまらず後方7番手の木暮安由が捲り上げるが不発。迎えた3角で4番手捲りは市田も直線、絶好番手の伏見が抜け出し市田の強襲を凌いで快勝、当地記念V2、記念通算V24を達成した。伏見は「友和(佐藤)と敦也(山田)のおかげ。北日本にとって友和の復調は大きい」と笑顔だった。 |
(写真) 記念通算24回優勝を果たした伏見俊昭選手
|
|