新星・深谷知広が逃げ切り快勝、今年グレードレースV3を達成した。愛知県・一宮競輪場で行われた東日本大震災被災地支援『G3開場61周年記念・毛織王冠争奪戦』の決勝は6月19日の最終日第11Rで争われた。レースは赤板手前、飯島則之が地元・愛知4車の先頭走る深谷知広(愛知・21歳・96期)の番手に飛び込み波乱を演出も、動じない深谷は先行柴崎淳を抑え打鐘で一気の仕掛け。吉田敏洋と飯嶋の番手争いを尻目に、最終バックから再度踏み直すと直線、飯嶋、服部竜二の差しを抑えて優勝、デビュー最速のGT初Vの前橋高松宮記念杯に続くGレースV3、記念通算V2を達成した。
「今日は先輩方に迷惑をかけた。今度はしっかり前を走りたい」と語った。 |
(写真) Gレース戦線で快進撃を続ける深谷知広選手
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