村上博幸が4年ぶりにG1通算V2を達成した。香川県高松競輪場の「G1第29回読売新聞社杯全日本選抜競輪」決勝は、初日の降雪のため中止順延となった2月12日、最終日第11Rで争われ、逃げる脇本雄太の番手に嵌り近畿を分断した新田祐大も、3番手の松岡健介マークの村上博幸(京都・34歳・86期)が最終バック、松岡の飛び出しを見ながら、6番手から大外強襲の平原康多―神山雄一郎に合わせて出た新田の後位に切り替え追走すると4角、新田の押し上げに平原、神山、浅井康太が落車した間隙を縫い直線、インを突いて新田を振り切り快勝、10年の松戸日本選手権以来4年ぶりG1通算V2を達成した。新田は押し上げ失格で松岡、斎藤登志信が2着、3着に繰り上がった。 |
(写真上) 4年ぶりにGTを獲得した村上博幸選手
(写真下) 落車を避けた7番車村上博幸がイン突きV
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