村上義弘が渾身の番手捲りV、ダービー連覇、同レースV3を達成した。愛知県・名古屋競輪場の「G1第67回日本選手権」の決勝は、3月23日の最終日、第11Rで争われ、赤板手前で稲垣裕之―村上義弘(39歳・京都・73期)ら近畿勢4車が深谷知広に蓋をして、先行態勢を取ると誘導を切ってジャン手前にスパート、稲垣を目標にホームでカマシ上げる5番手の平原康多だったが、武田豊樹を連れて最終バック手前、村上博幸のけん制で一杯、怯まず。後位の武田、8番手の深谷の猛追開始も、合わせて出た村上義が番手捲りを放つと、直線は内もがく村上義、中から村上博を捌いた武田、外から深谷のデッドヒートは、最内の村上義に軍配、昨年の立川同大会に続く連覇達成、11年の名古屋同大会を含み通算V3度目の快挙だ。 |
(写真上) 最内3番車・村上義弘が2番車・武田豊樹を抑え、快勝した。
(写真下) 弟の村上博幸から涙の祝福を受けた村上義弘
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