成清貴之が差し快勝デビュー21年目にして、嬉しい記念を初制覇した。千葉競輪場の「G3開設65周年記念第7回滝澤正光杯」の決勝は10月21日の最終日第11Rで争われた。レースは、ジャンで前を窺う石井秀治の後位を巡り、海老根恵太と菊地圭尚が競り合う間隙を最終ホーム、布居寛幸が大カマシ先行。大きく離された海老根だったが成清貴之(千葉・40歳・73期)とつき直した石井を連れて追走すると、4番手に中村浩士をどかせた菊地、加藤慎平、鈴木誠、荒井崇博の並びで3角、一杯になった布居をついに捉える。迎えた直線、海老根が抜け出し図るも、3番手捲りの石井をいなした成清が、中割る菊地圭尚の差しを抑えて快勝、デビュー21年目、嬉し涙の記念初制覇を成し遂げた。 |
(写真上 21年目の記念初制覇で感無量の成清貴之選手
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