井上昌己が混戦断つ差し一閃V、記念通算V8を達成した。愛媛県松山競輪場の「G3開設65周年記念金亀杯争覇戦」の決勝は11月3日の最終日第11Rで争われた。レースは、逃げる矢野昌彦―神山雄一郎を巡り、松岡貴久―井上昌己(長崎・35歳・86期)―橋本強、石井秀治、平原康多―後閑信一―斎藤努の並び。迎えた最終バック、5番手から捲りに出た石井秀に合わせた3番手の松岡貴、大外から平原康に、番手飛び出す神山の4車が競り合う激しい展開の中、3角で松岡が競り負け後退すると直線、先頭抜け出した神山と平原が競り合う後位で脚を溜めていた井上が外から豪脚一閃、一気に両者を差し切り快勝、昨年5月の平塚以来の記念V8を達成した。
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