- 弥彦G1第24回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント - |
新潟県・弥彦競輪場の「G1第24回寛仁親王牌世界選手権記念トーナメント」決勝は7月20日、第11Rで争われた。レースは赤板過ぎに上昇する脇本雄太のインを切って金子貴志を捌いた武田豊樹が番手、ついた神山雄一郎に引いた金子、マーク園田匠(福岡・33歳)、6番手から新田祐大―渡辺一成―伏見俊昭―菊地圭尚ら北日本4車の並びでジャン。ペース駆けからホームで仕掛けた脇本の掛かり良く最終バック一本棒、しびれを切らし捲って出る新田に対し、4番手から立て直した金子が併せて踏み出すと3角、併走一杯の新田に、金子―園田の上昇を確認した武田が満を持して番手捲りを敢行した。しかし直線、イン割る神山を制し脇本を捉えた武田を追って、外差し膨れた金子の懐を突いた園田の差し脚炸裂! 九州王国復活の狼煙、デビュー約14年でG1初制覇を成し遂げた。 |
(写真上) デビュー14年目でG1初優勝を飾った園田匠選手
(写真下) 鮮やかに中を割った8番車園田が1番車武田を差しV
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