南修二が波乱の展開を制し、デビュー13年目で初記念を制覇した。富山競輪場の「G3開設64周年記念瑞峰立山賞争奪戦の決勝は8月16日の最終日第11Rで争われ、赤板から脇本雄太を抑えた近藤隆司―五十嵐力―松坂英司が、4番手山田英明、相川永伍―、脇本―南修二(大阪・33歳・88期)―川木敬大―志智俊夫を連れ一本棒最終バックから3角、脇本が捲りで上昇すると併せて出るタイミングを図った番手の五十嵐が近藤の後輪に絡んで落車、煽りを受けた松坂も落車、脇本も外へよけて戦線離脱。迎えた直線、逃げる近藤を巡り、落車を避けた最内を山田、4角でインをシャクッた南が外から強襲、山田、南、近藤で入線も、山田は内側追い抜きで失格、繰り上がりで南がV、悲願の記念初制覇を達成した。 |
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