【 競輪 keirin 】

静岡県初Ｇ１優勝者が誕生！
村本大輔　番手有利に追い込みＶ

〜 G３ びわこ第56回高松宮記念杯競輪決勝 〜

　村本大輔(静岡・77期・29歳)が静岡に初のＧ１タイトルをもたらす。今年第３弾のＧ１「第56回高松宮記念杯競輪」決勝は６月５日、滋賀県・大津びわこ競輪場第11Ｒで行なわれた。

　レースは打鐘で前に出た小嶋敬二を武田が叩いて先行。武田に村本―小野俊之―内林久徳と続き、５番手は小嶋と伏見俊昭でもつれた。外の小嶋は最終１コーナーから発信すると武田も踏み込み一気にスパート。小嶋は捲り切れずに、絶好の番手回りとなった村本が、懸命に粘り込み図る武田をゴール前で差しきって１着、優勝賞金２６９０万円（副賞含む）を獲得。Ｇ１初優出初Ｖを飾った。

（2005年7月5日号）

(6)村本（緑色）がゴール前追い込んで１着 「ホントあんまり実感なくて…直線入っても２着かな？と思っていた」と村本。