【 競輪 keirin-1 】

吉岡稔真が豪快捲りV!
4日制記念初優勝!

〜 G3 京王閣開設56周年記念競輪決勝 〜

 吉岡稔真(福岡・65期・35歳)が豪快に捲ってV! 東京・京王閣競輪場のG3開設56周年記念「ゴールドカップレース」決勝は10月18日、同競輪第11Rにて争われた。レースは最終ホーム7番手で仕掛けた井上昌が不発に終ると、2角からその外を捲った番手の吉岡が、2センター手前で先行する武田豊、加藤慎をのみ込み、3身差の独走で1着。平成14年2月奈良以来の、通算75回目、同年4月に4日制移行後、初の記念優勝を飾った。なお総売上は102億2648万9700円と目標の92億円を大きく上回った。

(2005年11月20日号)

3年8カ月ぶりの記念優勝に
「いつ以来か覚えていない」と吉岡

3身差で圧勝した2番・吉岡


【 競輪 keirin-2 】

小嶋敬二が伏見差し、快勝!
豪脚NO1が余裕の追撃

〜 G3 松阪開設55周年記念競輪決勝 〜

 パワーNO.1をアッピール! 小嶋敬二(35歳・石川)が伏見を差して快勝―。三重県・松阪競輪場のG3開設55周年記念決勝は10月25日の最終第11Rで争われ、打鐘から松本一―小野俊―城戸崎で発進し、その45番手に単騎の伏見が追走する展開となるなか、その後位を海老根と競った小嶋敬二が取りきり、最終バックで伏見が4番手から捲りに出ると、これに乗って直線余裕で抜け出し快勝。今年は寛仁新王牌VでGP出場を決めている小嶋だが、記念はこれが今年初優勝となった。「伏見君の一発を警戒していたが、うまく動いてくれました。今年は賞金王狙います」と表彰式で小嶋は声を弾ませた。

(2005年11月20日号)

 

ガッツポーズでファンの祝福に応える小嶋

副賞には兜が授与された