【 競輪 keirin-1 】

GP出場へスパート!武田豊樹バック捲りV

〜 一宮G3開場55周年記念競輪決勝 〜

 武田豊樹が今年3度目の記念V果たす! 愛知県・一宮競輪場のG3開場55周年記念競輪決勝は11月5日、同場第11Rで争われた。レースは最終ホームで先行した北日本ライン・山崎芳―佐藤慎の3番手につけた武田豊樹(茨城・31歳・88期)が豪快にバック捲りを放って快勝。8月の松戸に続く今年3度目、通算5度目の記念優勝を飾った。賞金を上積みしグランプリ出場に一歩近づいた武田だが「グランプリはタイトルを取って出るものだと思っている」と岸和田全日本選抜に向けて闘志を燃やした。

(2005年12月5日号)

「山崎君のすごい先行力が、
いい刺激になった〕と武田。


【 競輪 keirin-2 】

捲り炸裂 石丸寛之が待望の記念初優勝

〜 観音寺G3開設55周年記念競輪決勝 〜

 石丸寛が最終2角8番手から鮮やかに捲って記念初V! 香川県・観音寺競輪場のG3開設55周年記念は11月1日の最終第11Rで争われた。先頭で周回した石丸寛之(岡山・31歳・76期)は、赤板で矢口敬と佐々木が先行争いを展開すると一旦最後方へ。矢口に主導権を奪われた佐々木の捲りが木村きにブロックされると、2角8番手から捲った石丸が2センターで前団を飲み込み快勝。デビュー11年目で初の記念優勝を飾った。「狙った通りの展開になった。とにかく無我夢中で踏んだ。まだ上があるので頑張っていきたい」と、レースを振り返る石丸。全日本選抜の向けて大きな弾みをつけた。

(2005年12月5日号)

記念初Vの表彰式で花束を手に、
神妙な面持ちの石丸 

優勝者インタビューを受ける石丸

ファンに粗品のプレゼントを投げ込む石丸