【 競輪 keirin 】

高木高弘が通算40回目の記念V

〜 花月園G3開設55周年記念競輪決勝 〜

 高木が今年2度目の地元記念Vを果たす! 神奈川県・花月園競輪場のG3開設55周年記念競輪「菊花賞典」決勝は11月15日、第11Rで争われた。レースは打鐘過ぎから先行した海老根恵の番手につけた高木隆弘(神奈川・64期・34歳)が、2角捲りの武田豊をバックで果敢にブロックすると最後は直線で抜け出し快勝。花月園では平成5年の43周年記念前節以来2度目、通算40回目の記念優勝を飾った。「海老根君がめ一杯駆けてくれたおかげ。最後は力つきちゃったけど」と高木。

(2005年12月20日号)

「細川さんに押されて優勝できた」と高木。

最終直線で、高木(車番3)が差しきって1着。


【 競輪 keirin 】

富弥昭が地元で悲願の記念優勝

〜 防府G3開設56周年記念競輪決勝 〜

 地元の富弥昭(トミ・ヒロアキ)が記念初Vを飾る! 山口県・防府競輪場のG3開設56周年記念決勝は11月23日、第11Rで争われた。レースは6選手出場の中・四国勢が3人ずつ2分し、三宅達―小川巧―小倉竜を前団に武井大―新田康、井上和―富弥昭(山口・76期・34歳)―吉永和、市田佳で周回。青板バックで井上に合わせ、武井が上昇するが、赤板で井上が巻き返し先行。しかし下がった武井が打鐘で踏み上げ最終ホームで抜け出すと、富はその3番手に飛びつき1センターから豪快に捲って快勝下。「初めての記念優勝を地元ファンの前で飾れて幸せです」と富。

(2005年12月20日号)

「同期に負けないようにと頑張った」と富。

カップを渡され感涙する富

ファンにプレゼントを投げ込む富


【 競輪 keirin 】

手島慶介が3年ぶり記念制覇

〜 前橋G3開設55周年記念競輪決勝 〜

 手島慶が差し切りで3年ぶりの記念Vを果たす! 群馬県・前橋競輪場のG3開設55周年記念競輪決勝は11月27日、第11Rで争われた。レースは荒井崇―加藤慎、斎藤登―佐々木龍に矢口啓―後閑信―手島慶介(群馬・75期・30歳)の地元ライン、阿倍康―藤原憲が続き周回。そこから赤板で先行した矢口を打鐘過ぎ荒井がカマし、主導権を取ると離れた番手加藤が内に入り、群馬ラインは分断されるが、手島は立て直し荒井の番手につけゴール前差し切って優勝。地元での完全優勝で平成14年10月の名古屋以来3年ぶり2度目の記念Vを飾った。

(2005年12月20日号)

「地元ファンの声援が力になった」と手島

ガッツポーズで声援に応える手島