【 競輪 keirin 】

加藤慎平がG1初制覇! 
小嶋番手抜け出し、グランプリ切符獲得!

〜 岸和田G1第21回全日本選抜競輪決勝 〜

 加藤慎が悲願のG1初制覇を果たす! グランプリ出場権を賭けた平成17年度最後のG1第21回全日本選抜競輪の決勝は12月6日、大阪・岸和田競輪場第11Rにて争われた。

 雨の中行われたレースは、赤板過ぎで上昇した海老根恵を打鐘で小嶋敬―加藤慎平(岐阜・81期・27歳)―前田拓が叩き主導権を奪うと一本棒で最終ホームを通過。4番手金子貴が3角から捲ると、8番手海老根も仕掛けるが両者及ばず、直線で小嶋の番手から抜け出した加藤がデビュー8年目でG1初V。優勝賞金2800万円(副賞含む)と初のグランプリ出場権も獲得した。

 「グランプリのことはまだ考えられない。G1をやっと獲れたっていう気持ちだけです」と加藤は喜びに浸った。

(2006年1月5日・20日新年合併号)

 「輪界で一番脚力のある人の番手を回るのが一番有利だというのは競輪に鉄則。これまで先行捲りでやってきたことが無駄ではなかった」と加藤。

ゴール前、右内側の7番(オレンジ色のシャツ)
加藤が抜け出し1着。


【 競輪 keirin 】

競輪場のマスコットキャラクター軍団
岸和田競輪場に集結!

 12月6日午後行われた第21回全日本選抜競輪決勝戦の表彰式に、全国競輪場のマスコットがバンクに集結した。岸和田のチャリオンや函館のリンリンら自地区の選手たちを応援しようと全国8地区から集まったマスコットたちは、開催中本場内を練り歩くとちびっ子ファンから写真撮影や握手をせがまれる人気ぶりで、大会全体の盛り上がりに貢献した。

(2006年1月5日・20日新年合併号)

表彰式に出演した取手・林太郎、大宮・昇龍君、
名古屋・くるくる、観音寺・銭形君の面々…。

左から取手・りんたろう、函館・リンリン、
武雄・たけ丸、岸和田・チャリオン…。