【 競輪 keirin 】

加藤慎平がGP初制覇!
初出場で快挙 賞金王も奪取!

〜 05平塚KERINグランプリ 〜

 初出場・加藤慎平が歓喜のグランプリを飾る!

 05年ベスト9による年末の大一番「KERINグランプリ05」は12月30日、平塚競輪場第12Rで争われた。前後に武田豊樹、後閑信一を配し、最強関東ラインを形成した神山雄一郎の初Vへ期待が高まる中、加藤慎平(岐阜・81期・27歳)は小嶋敬二の番手で周回。打鐘先行の関東ラインを捲った小嶋が後閑にブロックされると冷静な判断で空いた内に入り、神山の後位に付け、3角では小嶋を張った神山の内を突き直線で抜け出すと強襲する後閑を1/8輪差で振りきって快勝。

 賞金1億円(副賞を含む)を獲得誌、初の賞金王となった。「グランプリ制覇、賞金王は何ものにも変えられない」と加藤は激戦の末、勝ち取った栄誉の浸った。

(2006年2月5日号)

:「山田裕仁先輩、山口兄弟、浜口さんと岐阜は王者の系譜が続いているので、ちょっとだけ応えられたと思います」と加藤。

4番の加藤(青色)が
5番の後閑(左端)をかわして1着。

シャンパンファイトで祝福される加藤


【 競輪 keirin 】

山口富が追い込んで06年記念初V

〜 大宮G3東日本発祥57周年記念競輪決勝 〜

 山口富が直線で追い込み06年最初の記念優勝を果たす。2006年の記念競輪第一弾となる埼玉県・大宮競輪場のG3東日本発祥57周年記念「倉茂記念杯」決勝は1月8日、第11Rで争われた。最終2角から先行する矢口啓を平原康が捲ると、三宅達は初連係の山口富生(岐阜・68期・35歳)を連れ3角で踏み込むが、川口満がブロック。山口は大きく開いた川口のインを突き、直線で平原を追い込んで快勝。平成16年5月の宇都宮以来1年7月ぶり5度目の記念Vで新年初レースを飾った。なお、売上は目標を上回る105億3410万1300円。

(2006年2月5日号)

「GPを後輩の慎平が勝ったので、
今日は気合が入った〕と山口。

2番(黒色)の山口が追い込んで1着。