【 競輪 keirin 】

小倉竜二が6年ぶり、2度目の競輪王戴冠!

〜 小倉G1 第47回競輪祭・競輪王決定戦決勝 〜

 小倉竜が99年11月の競輪祭以来、6年ぶり2度目の競輪王に輝く! 今年最初のG1「第47回競輪祭・競輪王決定戦」決勝は1月29日、福岡県・小倉競輪場第11Rで争われた。レースは打鐘で先行した海老根恵の後位を巡り、佐藤慎と加藤慎が激しく競り合う中、2角8番手から吉岡稔が小倉竜二(徳島・77期・29歳)を連れ、豪快に捲ると3角で佐藤がけん制。その刹那、両者の中を割った小倉がゴール前、得意のハンドル投げで海老根を交わした。早々とグランプリ06への出場権を手にした小倉は「今のままじゃ勝てない。もっと練習する」とさらなる成長を誓った。なお総売上は172億9138万円。

(2006年2月20日号)

「前回よりG1の重みが分かっているので
本当にうれしい〕と小倉。

5番の小倉竜二が差し切って1着に。


【 競輪 keirin 】

新春記念で、市田佳寿浩が逃げ切りV!

〜 和歌山G3開設56周年記念 〜

 市田佳が逃げて昨年1月の立川以来1年ぶりの7度目の記念優勝を飾る! 和歌山競輪のG3開設56周年記念競輪「和歌山グランプリ」決勝は1月12日、第11Rにて争われた。周回先頭の市田佳寿浩(福井・67期・30歳)は打鐘で仕掛けた山内卓、それを叩きに出た山崎芳を抑え主導権を奪取し逃げ切りを図るが、3番手に切り替えた山崎がバックから高速捲りで急追。しかし直線で中を割った前田拓の押し上げで(失格)、渡辺一と山崎が接触し落者する間に、市田は逃げ切りV.「近畿地区なので、ぜひ近畿から優勝を出したかった)と安堵の表情。

(2006年2月20日号)


【 競輪 keirin 】

伏見俊昭が番手捲りで快勝

〜 高松G3開説55周年記念 〜

 高松では今年初走りの伏見俊が番手捲りで06年記念初V! 高松競輪場のG3開設55周年記念競輪「玉藻杯争奪戦」決勝は1月17日、第11Rで争われた。レースは、明田春が番手につけた伏見俊昭(福島・75期・29歳)―佐藤慎を連れて先行すると、最終ホームで佐々木が5番手から発進。猛追の佐々木は2角で佐藤まで迫るが、合わせて伏見が踏み込み一気に加速するとそのまま捲り切って快勝。通算19回目の記念優勝を飾った。「番手捲りの印象をあまり強くしたくないけどね。秋はナショナルチームにも参加したい」と伏見は、今年の抱負を口にした。

(2006年2月20日号)