【 競輪 keirin 】

沢田義和が番手差しきりV 9年ぶりのビッグ制覇

〜 G2奈良第54回西王座戦決勝 〜

 沢田が番手差しで9年ぶり2度目のビッグV! G2第5回西王座戦決勝は2月21日、奈良県。奈良競輪場第11Rで争われた。レースは金子貴との激しい主導権争いを制した村上義が最終ホームで先行。しかし1角で満を持して市田佳が捲ると、マークの沢田義和(兵庫・69期・33歳)がゴール前で差しきった。平成9年7月のふるさとダービー防府以来となるビッグ優勝に「記念の優勝が目標だったが飛び越えてG2を勝てたので、次はG1決勝に乗りたい」と沢田。なお総売上は目標を上回る134億9591万3000円。

(2006年3月20日号)

「これからは近畿地区は全てホームバンクだと思って走ります)と沢田。


【 競輪 keirin 】

山崎芳仁がビッグ初制覇! 福島ライン奇襲実る!

〜 G2伊東第5回東王座戦決勝 〜

 福島勢の奇襲がはまり山崎芳が部ビッグ初V! G2第5回東王座戦は2月26日、静岡県・伊東競輪場第11Rで争われた。4車出走の福島勢は渡辺一の番手を競って分断を図る手島慶に対し、山崎芳仁(福島・88期・26歳)―伏見―岡部芳が一旦、下がるも青板バックで上昇し赤板先行。打鐘発進の渡辺が最終ホームで山崎の前につき福島ラインが連結すると、山崎は直線で番手から抜け出して快勝。「先輩たちのアドバイスと引っ張ってくれた渡辺君のおかげ」と山崎。なお総売上は目標を上回る134億5996万9700円。

(2006年3月20日号)

「これからも積極的に先輩たちを
引っ張って活きたい」と山崎。


【 競輪 keirin 】

ゴール前差し切り
有坂直樹が3年ぶり12度目の記念制覇!

〜 静岡G3開設53周年記念競輪決勝 〜

 有坂直が3年ぶり12度目の記念V飾る。静岡県・静岡競輪場のG3開設53周年記念競輪「たちあおい賞」決勝は2月12日、第11Rにて争われた。レースは栗田雅―渡辺智の地元静岡ラインの3番手につけた有坂直樹(秋田・64期・36歳)が直線で抜け出した渡辺をゴール前で差しきって快勝。平成15年4月の西武園以来3年ぶりの記念優勝を果した。「好調の理由は、人の2倍練習しているせいかな。G1の日本選手権でも練習の成果を出したい」と有坂は自信に満ちた笑顔で語った。

(2006年3月20日号)

「これでサマーナイトに
出れるんですよね」と有坂。