【 競艇 kyoutei 】

埼玉のエース中沢和がビッグ初Ｖ
波乱のシリーズを締めくくったカド捲り一撃！

〜 平和島ＳＧ第４１回総理大臣杯 〜

　埼玉のエース中沢和がカド捲り一撃でビッグ初制覇！　東京・平和島競艇場での「第41回総理大臣杯」は3月21日の最終日第12Rで注目の優勝戦が行われた。レースは人気のイン湯川浩、浜野谷憲らが出遅れ、内がへこんだ１Ｍをカド4コースの中沢和志(29歳・宮城)がコンマ12のトップＳから一気に内3艇を捲り切り快勝。春の嵐が吹き荒れた波乱のシリーズをＳＧ初制覇で締め切った。2着には瓜生正、地元浜野谷は4着、女子初ＳＧ制覇を狙った横西奏は6着、ＭＶＰの辻栄蔵、艇王植木通はともに負傷帰郷となった。中沢は「3月の地元戸田周年を1号艇で優勝できなかった悔しさで発奮した。同期の活躍にも刺激を受けた」と喜んだ。

（2006年4月20日号）

笹川賞に向け「地元のＳＧは特別な思いもあり 出たかった。頑張りたい)と意欲を見せた １周１Ｍ、4号艇・中沢が 内3艇を一気に飲み込む

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大阪９人目の卒業記念チャンプ　鶴本崇が歓喜Ｖ

〜 競艇第９８期選手養成訓練卒業記念 〜

　リーグ戦成績第2位の鶴本崇がイン逃げ快勝、前97期の田中和に続く大阪から９人目のチャンプに輝く！　『第98期選手養成訓練卒業記念競走』は3月24日、福岡県柳川市のやまと競艇学校にて行われ、注目の優勝戦は準優2レースを勝ちあがった6名により争われた。レースは準優1着で1号艇を得た鶴本崇文(20歳・大阪)が女子ＮＯ１の平山智の捲りを抑えて逃げ切り快勝。やまと競艇学校養成11代目の覇者となった。次位は平山が粘り、3着は石田剛、在校生トップの田路朋は大外発進で4着だった。鶴本は「自分が優勝してもいいのかなぁという気持ちです。6着でも諦めないレースを目指します」と抱負を語った。なお、第98期生27名(男子23名・女子4名)は5月中旬から全国各地でデビューする。

（2006年4月20日号）

左から2着の平山智加、優勝の鶴本崇文、 3着の石田剛大 1Ｍ2Ｍ、1号艇鶴本はゴールへ一直線