【 競輪 keirin 】

小野俊之が中割りV!

〜 松山第53回全日本プロ選手権自転車競技大会記念競輪 〜

 小野俊之(大分・77期・30歳)がスーパープロピストレーサー賞を制覇! 「第53回全日プロ選手権自転車競技大会記念競輪」は5月13・14日の2日間に亘り愛媛県・松山競輪場で開催された。14日の第11Rでは、初日優秀3個レースの1〜3着選手によるスーパープロピストレーサー賞が争われた。荒井祟マークの小野が、直線で逃げ切る図る金子と荒井の中を割って差し切りV、1着賞金310万円〈副賞含む〉を獲得した。なお2日間の総売上は46億8529万1700円で目標の36億円を大幅に上回った。

 また翌15日には同場で「第回全日本プロ選手権自転車競技大会」が開催され、武田豊樹選手(茨城・88期・32歳)が優勝した。

(2006年6月20日号)

「これまでの負けを取り戻した〕と
優勝インタビューで語る小野俊之選手

翌15日に行われた全日本プロ選手権
自転車競技大会・ケイリンで
優勝の武田豊樹選手(中央)


【 競輪 keirin 】

有坂直樹が今年2度目の記念V

〜 宇都宮G3開設57周年記念 〜

 有坂直樹(秋田・79期・36歳)が今年2度目の記念V! 栃木県・宇都宮競輪場のGV開設57周年記念競輪「宇都宮ワンダーランドカップ争奪戦」決勝は5月23日、第11Rにて争われた。北日本勢1車と孤立無援の有坂は、同期の佐々木則―三宅達が並ぶ中四国連係の3番手を選択。レースは前受けの地元・神山雄を打鐘で中川司が叩くと佐々木も踏み出し、競り勝った佐々木がホームで主導権を奪い最終バックへ。番手三宅が4角で抜け出すが、外強襲の有坂が伸び快勝、2月の静岡以来今年2度目の記念優勝を果たした。「全プロがあって疲れていたけど、ついているね」と笑顔の有坂。

(2006年6月20日号)

優勝し、ほっとした表情の有坂直樹選手