【 オートレース auto race 】

地元〃無冠王〃が波乱のシリーズに断
永井大介が通算7度目のG1制覇!

〜 船橋オート第29回黒潮杯争奪戦 〜

 同期・有吉との接戦を制し永井大介(29歳・船橋)が通算7度目のG1制覇―。千葉県・船橋オートのG1第29回黒潮杯争奪戦の優勝戦は、5月31日第12R良走路で争われた。地元のエース池田政、当地オールスター爬社・浦田信ら有力陣が相次いで敗退する波乱の大会となるなか、大一番は永井が地元筆頭の期待に応え、道中、同期(25期)のライバル有吉との競り合いを制し、6周3角で逃げる北渡瀬を捉え、抜け出し快勝。今年は4月の山陽に続き、2つ目、通算7度目のG1優勝を飾った。「今日は今節で一番いい動き。地元だし気合入リマ下」と永井。今年は念願のSG獲りとなるか?

(2006年7月5日号)

優勝し、ガッツポーズを取る永井大介選手

6周1角・2号車有吉に追撃をかわした3号車・永井が直後の3角で8号車・北渡瀬を捉え首位へ


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東小野が快速逃げ切りG1 初V

〜 伊勢崎・G1プレミアムカップ優勝戦 〜

 濡走路をぶっちぎり! 東小野が待望のG1初制覇を果たす。初のナイター開催となった共同通信社杯はG1プレミアムカップの優勝戦は6月11日の伊勢崎オート最終戦第12で争われ、0bオープン戦5枠からトップスタートを決めた東小野正道(32歳・飯塚)が、逃げきり、快勝。平成16年12月のトーマスカップでのG2優勝はあるが、G1はこれが初制覇だ。注目の優勝戦は雨上がりの濡れ走路というコンディション。スタートから東小野はトップSを放ち、中盤でほぼV確定状態だった。勝った東小野は「今回は優勝できる気がしていた(笑)。雨は地元でいい試走が出たセッティング。スタートも空回りしてもいいつもりで行きました」と会心のレースを振り返った。

(2006年7月5日号)

G1を初制覇し、優勝賞金額を掲げる
東小野正道選手