【 競輪 keirin 】

頑強地元の群馬連携!
後閑信一が2年連続2度目のG1制覇!

〜 前橋G1第15回寛仁親王牌決勝 〜

 頑強群馬連係で後閑信一(群馬・65期・36歳)が2度目のGT優勝果たす!
 平成18年のGT第4弾「第15回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」決勝は7月4日、群馬県・前橋競輪場第11Rで争われた。岡部芳が別線を選択肢し、4車出走の好調北日本勢に亀裂が見られるなか、後閑は今大会2連係した手島慶を信頼し道中、海老根恵―手島の3番手につけ最後方から追走。そこから打鐘でカマした渡部哲に切り替え、最終2角から捲った手島を、直線で後閑が差し切りV、昨年の競輪祭以来2度目のGT制覇を飾った。「手島君に任せていたので、手島君の体の動きだけを見ていました。手島君のおかげ」と仁義を通して勝利を掴んだ漢・後閑は後輩への感謝の言葉を述べた。

(2006年8月5日号)

「スジを通して勝利に走る。奥深くて難しいんですけど、今回冷静に走れたのは、昨年グランプリを走ったおかげです〕と優勝した後閑選手

表彰式で喜びを分かち合う
後閑選手と手島慶介選手


【 競輪 keirin 】

世界選2冠のテオ・ボスが捲り圧勝
06年国際競輪熱戦開催

〜 京王閣競輪場 国際競輪S級ナイター 〜

 テオ・ボス(オランダ・22歳)が世界最高峰の捲りで圧勝! 2006年国際競輪は6月下旬に開幕したが、第2ステージの舞台となった7月10日京王閣決勝戦第11Rには、世界選手権2冠のテオ・ボスとアンドレイ・ビノクロフ(ウクライナ・23歳)が登場。アテネ五輪銀メダリスト・長塚智広(茨城・81期・27歳)との対決が注目を集めたが、最終ホーム7番手から踏み込んだボスは、番手ビノクロフが離れるほどのスピードで前団を一気に飲み込み圧勝、国際連係がワンツーを飾った。第1ステージ松山決勝での落車失格の雪辱を晴らした。

(2006年8月5日号)

「長塚に注意し脚を溜めて、スピードが出せる場所で踏んだ」とレースをふり返るテオ・ボス

車番5番のボスが捲って1着。