【 競輪 keirin 】

稲垣の激走に応えた!
市田佳寿浩がデビュー11年目でビッグ初V!

〜 函館G2第2回サマーナイトフェスティバル決勝 〜

 市田佳寿浩(福井・76期・30歳)が稲垣裕の激走に応え悲願のビッグ初V! ナイター競輪の祭典、GU「第2回サマーナイトフェスティバル」決勝は7月22日、北海道・函館競輪場第11Rで争われた。豪雨のなか、目下売り出し中の福島の新鋭・佐藤友の番手を山崎芳と兵藤一が競り以下、村本大―浜口高―一丸貴―稲垣裕―市田―金田健で周回。稲垣は赤板過ぎから上昇し打鐘で一気にカマすが、4番手から放った佐藤渾身の2角捲りに屈しバックで失速。しかし市田は俊敏に佐藤へスイッチすると直線で抜け出し快勝、優勝賞金670万円(副賞含む)を獲得した。市田はデビュー11年目で初のビッグタイトルに「やっと獲れました。すごく嬉しい」と喜びを爆発させた。

(2006年8月20日号)

「何が何でも1着を獲らないと許してくれそうもない稲垣君の気迫が伝わってきたので、すごく気合が入った」と市田選手。

ゲストの総合格闘家・小川直也と
ハッスルする市田

7番車・佐藤に切り替えた2番車・市田が
追い込みV


【 競輪 keirin 】

アロハでハッスル!!
総合格闘家・小川直也氏が来場 大盛況!!

〜 函館サマーナイトフェスティバル 〜

 7月21日・22日に北海道・函館競輪場で開催された「GU第2回サマーナイトフェスティバル」では各種イベントが催され、同大会のお祭り気分を演出。従事員たちはみな「アロハでハッスル!」のキャッチコピーに因みアロハシャツ姿、加えて本場・ハワイアンフラチームやファイヤーダンスのショーなどで雨の降りしきる涼夏の函館もすっかりハワイムード一色に。さらに人気格闘家小川直也氏による“ハッスル“の大号令で熱気は上昇、真夏の夜祭典を盛り上げた。

(2006年8月20日号)


【 競輪 keirin 】

神山雄一郎が番手差し 今年初の記念V!

〜 松阪G3開設56周年記念 〜

 神山雄一郎(栃木・61期・37歳)が絶好の番手から差し切り、今年初の記念Xを飾った。 松阪競輪場のGV開設56周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」決勝は7月12日、第11Rで争われた。神山は前受け新田康仁の番手につけて周回も、打鐘で北津留が主導権を奪い新田は7番手に。しかしタイミングを計っていた新田が最終2センターから一気に踏み込み4角で捲り切ると絶好の番手神山は直線で鋭く抜け出し快勝、昨年5月の取手以来1年2ヵ月ぶりの記念優勝を飾った。神山は「追い込み型としての手応えも掴めてきたので、また特別を獲れるように頑張る」と後半戦での巻き返しを誓った。

(2006年8月20日号)


【 競輪 keirin 】

古豪・小橋正義が3年ぶりの記念V

〜 弥彦G 3 開設56周年記念 〜

 小橋正義(新潟・59期・38歳)が地元で3年3ヵ月ぶりの記念V! 新潟県・弥彦競輪場のGV開設56周年記念「ふるさとカップ」決勝は7月16日、11Rで争われた。藤原憲征―小橋―阿部康雄の新潟勢は結束し高峰賢治につけるが、打鐘過ぎ岡村潤と高峰の叩き合いに連結を外し6番手へ。そこから満を持して最終2角で藤原が豪快に捲ると直線で小橋が差し切り、阿部とワンツーを飾った。平成15年4月の川崎以来の記念優勝に小橋は「今回、よさそうな手応えがあったんでいい勝負ができるかなと思っていたら、えへへ」と笑顔で地元ファンの歓声に応えた。

(2006年8月20日号)