【 競艇 kyoutei 】

太田和美が逆転!
特別V12 地元の高松宮記念を連覇!

〜 住之江G1第34回高松宮記念競走 〜

 太田和が鮮やかな逆転劇で優勝、これで高松宮記念は2年連続3回目の制覇! 大阪・住之江シティナイターの「第34回高松宮記念特別競争」は10月3日の最終日第12Rで優勝戦が争われ、道中3番手の太田和美(33歳・奈良)が猛然と追い上げ2周1M、競り合う1号艇・深川真、3号艇・丸岡正の間隙を差し抜け快勝、G1は05年同競走Vに続く連覇で8勝目、同年津ダービー制覇以来の特別通算V12を飾った。初優勝を狙った深川は及ばず2着に敗れた。太田は「前日のペラを微調整したことで伸びが良くなって勝負できました。新ペラに苦戦した1年でしたがこれを機にリズム良くダービーに向かいたいですね)と抱負を語った。

(2006年11月5日号)

「なかなか準優突破もできなかったので優勝できて嬉しい。また一戦一戦がんばります」と太田和美選手

2周1M、競り合う2艇を差し切る4号艇・太田


【 競艇 kyoutei 】

金子龍が嬉しいG1初制覇

〜 下関G1競帝王決定戦開設52周年記念競走 〜

 金子龍が1Mの混戦をズボ差し、G1優出4回目でデビュー11年目の歓喜の記念初優勝を飾った! 山口県・下関競艇場の「競帝王決定戦・開設52周年記念競走」の優勝戦は10月9日の最終日第12Rで行われ、馬袋義の捲りに熊谷直と今村暢が抵抗し、女流の寺田千も流れる1Mを金子龍介(33歳・兵庫)が5コースから一気に差し、2M先マイで井口佳を退け快勝、95年10月のデビュー以来、念願のG1初制覇を達成した。金子は「大幅な整備でバランスの取れたエンジンに仕上がった。うまく展開が突けたのが勝因」と喜んだ。今年は山本隆、向所浩、星野政と兵庫勢のG1初Vラッシュに沸いており、金子も平和島総理大臣杯の出場権を獲得した。

(2006年11月5日号)

4回目のG1優出で念願のVを奪取した
金子龍介選手


【 競艇 kyoutei 】

古谷猛が3代目チャンピオンに

〜 津競艇倉田栄一杯争奪戦第3回安濃津賞 〜

 2年前のリベンジに成功、古谷猛がイン逃げ快勝で3代目チャンプに就く! 三重県・津競艇恒例のシニア選手権「第3回倉田栄一杯争奪・安濃津賞」は10月7日が強風のため順延、10日の最終日第12Rで注目の優勝戦が争われ、人気に推された古谷猛(56歳・岡山)がインからトップSを決め、逃げ快勝。2月の浜名湖戦以来、今年2回目の優勝を飾った。昨年大会覇者の松野京吾は4着、第1回チャンプの関忠志は準優敗退した。「競艇の神様」倉田栄一元選手から祝福を受けた古谷は「第1回大会優勝戦でインから6着敗退の雪辱が晴らせました。これからも応援よろしくお願いします」と笑顔。これで来期ランクも3期ぶりにA1復帰がほぼ確実。岡山のイブシ銀はさらなる飛躍を誓った。

(2006年11月5日号)

「競艇の神様」倉田栄一氏と
記念撮影に応じる古谷猛選手