【 競輪 keirin 】
山崎芳仁 MVPの実力証明
競輪王初戴冠 先行1車逃げ切り
〜 小倉G1 第48回競輪祭・競輪王決定戦 〜
MVP山崎芳仁(福島・88期・27歳)が競輪王初戴冠! 07年最初のGT「第48回競輪祭・競輪王決定戦」決勝は1月28日、福岡県・小倉競輪場の第11Rで争われた。先行1車の山崎が6番手周回から打鐘前に主導権を奪うと、番手を伏見俊昭に内で粘った手島慶介が執拗に競りかけ、2センターで取り切る。さらにその内を突いた有坂直樹に手島は再び競りかけるも、抵抗に合いホームで落車。有坂と後続の山田裕仁―浜口高彰も巻き込む大量落車を尻目に、逃げる山崎と再度連係した伏見の一騎打ちとなった。最後は山崎が押し切り、昨年の高松宮杯に続く2つ目のGT優勝とGP07へ切符を獲得した。
「逃げてお客さんが納得してくれる形で終われたので満足です」と先行屋の誇りを口にした山崎は、ポスト吉岡として07年の輪界を牽引する。
(2007年2月20日号) |
「これからも一戦一戦を大事にして、数多くの北日本選手がグランプリに出られるように、自分なりに引っ張って行きたいと思います」と山崎は気を引き締めた。
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最終ホーム4車落車で5番車・山崎と
再連係の9番車・伏見
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5番車・山崎が9番車・伏見を振りきってV
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