【 競輪 keirin 】

山崎芳仁が初のMVPを獲得!

〜 競輪平成18年優秀選手表彰式開催 〜

 山崎芳仁(福島・88期・27歳)が初の最優秀選手賞に輝く! 昨年1年間活躍した選手の中から特に素晴しい成績を残した選手を表彰する、日本自転車振興会主催の「平成18年優秀選手表彰式典」は、2月7日11時15分より、東京千代田区の赤坂プリンスホテル新館「クリスタルパレス」にて、寛仁親王殿下ご臨席のもと、ファン関係者など約600名が集い華々しく開催された。栄えあるMVP・最終優秀選手には、6月の高松宮記念杯でのGT初VほかGU東王座戦や3つの記念で優勝するなど、年間を通じての活躍が評価された山崎芳が選出された。授賞式後の祝賀会では、昨年引退し特別賞を受賞した吉岡稔真氏が「もらった仕事は全てこなしますので、たくさん仕事を下さい」などと冗談を飛ばす和やかな雰囲気のなか、ファンと選手が交流。最後は、チャンピオンブレザーを纏った山崎が「このような賞をいただき、本当に感動しています。これからも努力精進していきますのでご声援よろしくお願いします」と新たな決意を誓った。また、併せてビッグレースのポスターコンクールも催され、東京オーヴァル京王閣の『KEIRINグランプ06』が1位となった。

(2007年3月5日号)

後列左から高木隆弘、金田健一郎、北津留翼、
渡辺一成、成田和也、新田祐太、鈴木誠、
山田裕仁、三宅伸、前列からカネコ貴志、
佐藤慎太郎、合志正臣、有坂直樹、山崎芳仁、
手島慶介、菊地佳尚、吉岡稔真、井上昌己

「今年、グランプリで優勝できれば
最高」と抱負を語る山崎芳仁選手


【 競輪 keirin 】

小嶋敬二が豪脚捲りで復活V

〜 四日市競輪G3開設55周年記念 〜

 豪脚復活、小嶋敬二(石川74期・37歳)が1年4ヶ月ぶりの記念V! 三重県・四日市競輪場のGV開設55周年記念「泗水杯争奪戦」の決勝は2月6日、第11Rで争われた。スタート直後誘導を追った渡辺晴智に迎え入れられ攻法に出た小嶋は、青板バックから三宅達也が抑えると一旦下がるが、赤板で踏んだ平原康多―宗景祐樹―佐藤慎太郎に続き上昇する。打鐘で平原先行もペースが上がらず、中団を外・小嶋、内・三宅が併走。すると小嶋は4角で踏み上げ一気にカマした。平原も踏むが、3番手高木隆弘を千切る段違いの加速で小嶋が前団を飲み込み、そのまま押し切って完勝した。17年10月の松阪以来の記念Vに「今年は早々にグランプリ切符を手に入れたい」と更なる飛躍を誓った。  

(2007年3月5日号)

久しぶりの記念Vに笑顔を見せる
小嶋敬二選手(中央)