【 競艇 kyoutei 】

松井繁が4部門独占MVPに輝く

〜 平成18年競艇優秀選手表彰式典開催 〜

 松井繁が4部門を独占受賞、最優秀選手(競艇MVP)に輝いた。(社)全国モーターボート競走会連合会主催による「平成18年優秀選手表彰式典」は2月18日、関西では初めて、大阪・心斎橋のホテル日航大阪「鶴」の間にて招待者を含む来賓・業界関係者約750名が集い盛大に行われた。昨年末の賞金王決定戦を制するなど06年に大活躍した松井繁(37歳・大阪)は通算3回目のMVPに輝くとともに、最高勝率選手、最多賞金獲得選手、競艇記者大賞など4部門を独占受賞した。最優秀新人選手には峰竜太、最多勝利選手は徳増秀樹、最優秀女子選手は横西奏恵、さらに特別賞を山崎智也が受賞、それぞれ栄えある名誉を受け喜びの言葉、今年の抱負などを語った。
 全国モーターボート競走会連合会の蔭山幸夫会長から最優秀選手の表彰を受けた松井選手は「一昨年はフライングやペラ調整などで苦しみました。それだけに昨年は1年間を通して“もう一度、競艇を愛そう”という気持ちで走り続けました。その結果この賞を頂くことができ、応援して頂いたファンの皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。これからももっと競艇を愛し、強い選手になっていこうと思います」と今年の抱負を粛々と、駆けつけたファンや関係者に披露した。    

(2007年3月20日号)

壇上に並んだ18年度競艇優秀選手たち。左から特別賞・山崎智也、最優秀新人選手・峰竜太、蔭山幸夫全モ連会長、最優秀選手・松井繁、優秀女子選手・横西奏恵、最多勝利選手・徳増秀樹。

威風堂々たる松井繁選手


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倉谷和信が7年ぶりG1を制覇!

〜 びわこG1第50回近畿地区選手権競走 〜

 浪花のいぶし銀・倉谷和信(43歳・大阪)が見事な差しで優勝。平成12年の住之江周年以来のG1V4を飾る―。滋賀県・びわこ競艇の「第50回近畿地区選手権競走」の優勝戦は2月17日の最終日第12Rで争われた。レースはS遅れたイン2艇を叩いた松井繁が先制も、その懐を鋭く切り込んだ倉谷和信が2M、最内BS伸びてきた山田豊を先に回して差し切り快勝、ベテラン健在をアピールした。混戦の次位争いは2周1Mで松井が魚谷智之を捲り浮上。近畿ダービーは98年住之江地区戦以来、2度目の制覇となった倉谷は「スタートええのが行けたし、松井君がイン2艇に少しブロックされたのも良かった。一年に1回あるかないかの展開。あれなら誰でも勝てる」と笑顔。   

(2007年3月20日号)

「まだまだ若い者に負けられん」と
気合充実の倉谷和信選手 


【 競艇 kyoutei 】

07年各地区チャンプが続々誕生!
鳥飼真が4年ぶりV2

〜 福岡九州地区選手権 〜

 『博多ん大将』鳥飼真(33歳・福岡)が4年ぶり2回目の九州チャンプに輝いた―。
 07年の九州No1を決する福岡県・福岡競艇での『G1第53回九州地区選手権』の優勝戦は2月15日の最終日第12Rで争われた。イン逃げを図る鳥飼真に飯山晃三がツケマイ、差した田頭実と吉田弘文の四者でBS大接戦だったが、2Mで鳥飼が吉田に強いツケマイを浴びせ、首位を奪取し混戦に断。昨年9月の丸亀周年以来G1通算V4を達成した鳥飼は「暮れの(当地)賞金王決定戦はまだ先のこと。一戦一戦頑張るだけです』と意欲を見せた。 

(2007年3月20日号)

久しぶりの優勝に感無量の鳥飼真選手


【 競艇 kyoutei 】

池本輝明が感涙G1初V 

〜 児島中国地区選手権 〜

 池本輝明(40歳・広島)がデビュー21年目、G1優出3回目で感涙のG1初優賞―。今年の中国チャンピオンを決定する「G1第50回中国地区選手権」の優勝戦は岡山県・児島競艇にて2月13日の最終日第12Rで行われ、予選トップで通過した池本輝明がインから押し切り快勝、自身40歳のバースデーをG1初制覇で祝福した。2着は辻栄蔵が大賀広幸に競り勝ち、キープ。「いい誕生日になりました。とにかく素人ですから最後まで油断が出来ませんでした。男は40歳からです」と池本選手は初優勝を喜んだ。  

(2007年3月20日号)

苦節21年…。G1初優賞で
涙にむせぶ池本輝明選手