【 競輪 keirin 】
山田裕仁が今年初の記念優勝
〜 松戸G3開設57周年記念競輪決勝 〜
山田裕仁(岐阜・61期・39歳)が今年初の記念優勝を果たした。千葉県・松戸競輪場のG3開設57周年記念「燦燦ダイヤモンドカップ争奪戦」決勝は、8月17日の最終第11Rで争われた。レースは赤板で矢口啓一郎―神山雄一郎―阿部康雄が前受け三ツ石康洋―加倉正義を叩くも、続いた石毛克幸―山田幸司が抑え打鐘先行。しかし後方から猛然と踏んだ金子貴志が山田裕を連れホームで一気に出る。逃げる金子に3番手から動けぬ石毛は、見切って2センターから内を踏んだ山田と接触し落車、7番手に置かれた神山が渾身のバック捲りも届かず。山田裕は直線余裕で抜け出し快勝、18年2月の静岡以来1年半ぶり、今年初の記念Vを飾った。「久しぶりで嬉しい。金子君とワンツーできて最高ですね」とご満悦の山田。なお4日間の車券総売上は同場4日制記念過去最高の107億9279万6300円。目標の90億円を17億円上回った。
(2007年9月20日号) |
今年初の記念優勝に
笑みがこぼれる山田裕仁選手
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3番車・山田が9番車・金子を差し切りV
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