【 競輪 keirin 】
佐々木則幸が今年初の記念V
豪快捲りで永井、武田を粉砕!
〜 取手G3開設57周年記念競輪「水戸黄門賞」決勝 〜
前団の叩き合いを捲り圧倒、佐々木則幸(高知・79期・31歳)が今年初の記念優勝を飾った―。茨城県・取手競輪場のG3開設57周年記念「水戸黄門賞」決勝は、9月30日第11Rで争われた。永井清史、武田豊樹、村上義弘、そして佐々木と強力先行が揃い、熾烈な主導権争いが予想されたレース。降りしきる秋雨の中、赤板上昇の永井―富永益生が前受け佐々木―小倉竜二を抑えると、武田―神山雄一郎―伊藤一貫も続き、ホームでカマす。永井は突っ張り両軍激しくもがき合うが、5番手1センターから発進の佐々木は4角で捲り切り、番手小倉に差させず今年初の記念Vを果した。「(準決勝敗退に終った)地元オールスターでの悔しい思いを晴らせた」と笑顔の佐々木。
(2007年11月5日号) |