【 競輪 keirin 】

後閑信一が新天地で記念Vデビュー

〜 京王閣G3開設58周年記念競輪決勝 〜

 後閑信一(東京・65期・37歳)が新ホームでデビューV! 東京・京王閣競輪場のG3開設58周年記念「ゴールドカップレース」決勝は10月23日、最終第11Rで争われた。
 レースは長塚智広を突っ張り松岡健介が打鐘先行も、後方から一気に踏み込んだ平原康多―後閑―高橋大作がホームで主導権を奪い、長塚―坂本英―が続く。軽快に逃げる平原に単騎の斎藤登志信は1角から捲るも長塚の牽制で失速すると、最後は直線で平原を後閑が差し切り、10月に移籍後地元初戦を見事優勝で飾った。後閑はファンの大声援に「こんなに歓迎されるとは思っていなかったので感激しています。これからも必死になって頑張ります」と彼らしい謙虚な姿勢で応えた。

(2007年11月20日号)

群馬から東京に移籍後、初Vを飾った後閑信一

1番車・後閑が7番車・平原を差し切り優勝!


【 競輪 keirin 】

谷田泰平が2角捲りV! 史上最年長チャンプだ

〜 日本競輪学校第93回生徒卒業記念レース決勝 〜

 新制度の星だ! 谷田泰平(岐阜・30歳)が卒業記念レースのチャンピオンに! 日本競輪学校の第93回生徒卒業記念レースの決勝は10月17日、静岡県伊豆市の同校400bピストにて行われ、逃げる西谷丘文を、最終2角から踏んだ谷田が捲って優勝。陸上競技経験を活かし、年齢制限撤廃により適正で入学した史上最年長王者は「岐阜には凄い選手が大勢いるので先輩を引っ張って、自分も勝ちたい」とデビュー後に思いを馳せた。なお19日に卒業式を終えた93回生71人は11月1日選手登録、来年1月にデビューする。

(2007年11月20日号)

競輪学校史上最年長で優勝した
谷田泰平選手(30歳)

左から3着・阿倍兼士、優勝・谷田、
2着・内村竜也