【 競輪 keirin 】
稲垣裕幸がビッグ初制覇
村上博の共同杯Vに発奮! 起死回生のバック捲り
〜 G2ふるさとダービー松坂決勝 〜
同期の村上博に続いた! 稲垣裕之(京都・86期・30歳)がビッグ初V―。平成19年度最後のGUふるさとダービーの決勝は11月4日、三重県・松阪競輪場の最終第11Rで争われた。レースは稲垣―室井健一―西田雅志、小林大介―長塚智広―坂本英一、渡辺一成―渡辺晴智―古閑良介で周回から、赤板で渡辺一が上昇し抑えにかかるが、稲垣が突っ張り打鐘先行。稲垣は渡辺を警戒し中バンクで牽制するが、その虚を突いた小林に2センターでインすくわれ、主導権を奪われる。しかし一旦浮いた稲垣は室井の援護で4番手を確保し、渾身のバック捲り炸裂! 合わせて3角番手捲り放った長塚との直線勝負を1輪差かわし、歓喜のビッグ初優勝を果たし、賞金1550万円(副賞含む)を獲得した。
稲垣は「嬉しい。共同杯での村上(博幸)君の頑張りが励みになった」と先にGU初Vを飾った同県同期のライバルに感謝した。
(2007年12月5日号) |
「突っ張ったのは身体が勝っ手に動いた。関東勢が内から行ったのも想定外。レースとしては想定していた展開とは全然、違いました。室井さんが中団に入れてくれたのが大きな勝因になりました」と、振り返る稲垣。
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バック捲った9号車・稲垣がV
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