【 競輪 keirin 】
山崎が今年2度目のG1制覇!
王者の貫禄誇示 GPも本命だ
〜 熊本G1第23回全日本選抜競輪決勝 〜
王者の貫禄、山崎芳仁(福島・88期・28歳)が今年2度目のG1タイトル奪取―。
グランプリへのラストチケットが懸かった一戦、G1第23回全日本選抜競輪の決勝は12月4日、熊本県・熊本競輪最終第11Rで争われた。故障欠場明けの小嶋敬二も勝ち上がり、山崎対小嶋のパワー合戦が注目されたレースは、赤板で5番手の小嶋の外併走の佐藤友和が山崎―佐藤慎太郎を引き連れ打鐘で打鐘先行。8番手に置かれた小嶋―兵藤一也は最終1角から巻き返しバックで出切るが、山崎は失速の佐藤友を捨て冷静に3番手へ切り替え。山崎は、すかさず5番手から捲った3角で新田康仁を止めるも空いた内をついた佐藤慎に弾かれ万事休すかと思われた。だが、ここから4倍ギアのパワーが炸裂! 長直線を驚異のスピードで伸びると前団を飲み込み圧勝、競輪祭に続く今年2度目のGT優勝り賞金2790万円(副賞を含む)を獲得した。
獲得賞金も1億2033万円で堂々のトップをキープし、12月30日の大一番、立川KEIRINグランプリへ臨むにあたり「獲って締め括れたら最高ですね。これからも意欲的にいきたいとは思うんですが、僕にはそういう欲はないみたい。いつもなんだか知らないうちに優勝している感じ」と、王者の風格を漂わせ山崎は悠然と語った。
(2008年1月5日号) |
今年G1を2回制覇、
余裕をもって暮れのGPに臨む山崎選手
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1番車・山崎が6番車・平原をふり切りV
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