【 競輪 keirin 】
昨年の再現! 東西揃い連覇達成
東王座 佐藤友数が会心の同期連携V
西王座 小嶋敬二は怪力捲りで圧倒V
〜 別府G2 第7回東西王座戦 〜
昨年覇者の佐藤友数(岩手・88期・25歳)と小嶋敬二(石川・74期・38歳)が揃って防衛―。輪界屈指の精鋭54名が東西に分かれて覇を競う、G2第7回東西王座戦の決勝は2月24日、大分県・別府競輪場にて争われた。まず第10Rで行われた東王座決勝は、3車結束の山崎芳仁―佐藤―岡部芳幸が武田豊樹を抑え打鐘先行。4角で新田康仁がインを突き、岡部が連結を外れるが、山崎は一気に踏み込み4回転パワーで風を切ると無風の番手佐藤が差し切り、同期ワンツーを飾った。
続く第11Rの西日本決勝は小倉竜二が番手を主張し、中部別線。青板バックから車を上げた永井清史が打鐘で北津留翼を抑え、ホームから加速も浜口高彰は離れ、石丸寛之―三宅伸が番手にはまる。すると終始中団で脚を溜めていた小嶋が2角で怪物パワーを一気に放出。3角で三宅のブロックをぶち抜き、前団を飲み込み圧勝した。昨年と同じく一緒に表彰台に上がり賞金900万円(副賞を含む)を獲得した両雄。佐藤が「連覇は周りに言われて意識した。去年はダービーでしくじったので、今年はしっかり調整したい」と、新たな目標を掲げれば、小嶋も「去年はこれを踏み台にして活躍できたので、今年も活躍することを誓います」と高らかに宣言した。
(2008年3月20日号) |
2人並んでVポーズの東王座を連覇した佐藤友数選手(左)と、西王座を連覇した小嶋敬二選手(右)
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