【 競輪 keirin 】

手島慶介がビッグV2 
冷静な捌きで直線イン強襲

〜 G2ふるさとダービー弥彦決勝 〜

 イン強襲、手島慶介(群馬・75期・33歳)が2度目のふるさとダービーを制覇した! ラストイヤーとなる平成20年度最初のGUふるさとダービーの決勝は4月22日、新潟県・弥彦競輪場の最終第11Rで争われた。山崎芳仁、小嶋敬二、平原康多と強力先行が揃い3分戦となったレースは、青板バックから上昇し、赤板過ぎに誘導を切った山崎の北日本が先制。平原―諸橋愛―手島に小嶋ラインが続く。緩慢なペースに、平原が2センターから踏んで山崎を叩き切ると、小嶋は1角から猛然と襲いかかるが、諸橋の再三に亘るブロックに4角で失速、空いた内を俊敏についた手島が直線伸びて快勝した。開催直前にぎっくり腰を患いながら果たした18年11月のふるさと防府以来のビッグV2を「仲間のおかげ。メンバーが凄くてリラックスしすぎて、緊張感もなかった。4コーナーで何もしないのはもったいと思ってインに入った」と冷静に振り返った。

(2008年5月20日号)

18年11月ふるさと防府以来の
ビッグVに歓喜の手島慶介

イン突いた7番車・手島(右端)が
直線伸びて優勝!


【 競輪 keirin 】

すぴRitsのメンバー、
渡辺まり・本田美羽・大橋郁美の3人が卒業 

〜 G2ふるさとダービー弥彦のイベント「すぴRits」熱艶!! 〜

 「すぴRits」のメンバー3人が卒業―。平成20年度最初のGUふるさとダービーの舞台となった新潟県の弥彦競輪場では、大会3日目に行われた「すぴRits」の模擬レース選手紹介の際、渡辺まり、本田美羽、大橋郁美の3人の卒業が発表され、スタンドにどよめきが走った。最終日22日には、卒業メンバー3人と日本競輪選手会新潟支部4選手がケイリンで対決。先行した原田泰志追走から卒業ラインが抜け出し揃ってゴール、ファイナルレースを締め括った。レース後、3人は溢れる涙をこらえながら「皆様に感謝しています」と別れを告げた。また、20日には「すぴRits」が素人足自慢と初対決。1対1の3本勝負に3連勝と面目を保った。

(2008年5月20日号)

模擬レース選手紹介の際、
卒業の挨拶を行う3人

ファンへの挨拶後、感極まって涙の3人娘
(左から渡辺まり・本田美羽・大橋郁美)